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私は見られている



私は、見ている方ではなくて、

見られている方。



この涙がつたう感覚も、

私の頭の中のお喋りも、

わき出る喜びや、

悲しみも。



誰か、何かにいつも「見られている」。



よくよく、観察してみると、

私の体、

私の感情、

私の思い、

私の考え、

私の感覚、

を、




私が見てると思っているけれど、私は見られている。

その見ている存在を観察者という。



見ている何かがあるから、見られている私が存在する。

見ている何かが消えたとき(熟睡中)、

わたしも消える。




わたしたちは、継続的に存在し続けるのではなく、

現れたり消えたりしている。

その、見ている何か、の中で。





この見ている何かを、静寂の場所と呼ぶ。

空(くう)とも呼ぶ。

ホームとも呼ぶ。




呼び名は何であれ、

そのフィールドの中で、私たちの感覚や体や感情や思いや考えが、

現れては消えていく(肉体も目を瞑ったり、熟睡中は消えている)。




その、フィールドは、

全てを受容して、いつもジャッジせずに、静かに受け入れてくれている。

底無しの苦しみも、悲しみも。

やってられない気持ちも、情けなさも。

全部受け入れ、ただ静かにジャッジせず、受容する愛のフィールド。




だから、自分の中から何が出てきても、

大丈夫。


だって、あなたも知ってるはず。

貴方を片時も離れずに(熟睡中以外は)、

ずっとあなたの感覚、考え、思い、体、感情、を見ている存在、何かを。




怒り心頭の時も、落ち込んで元気がないときも。

あなたと片時も離れず、見ている存在。受容の存在を。



その受容の存在にわたしたちは「見られている」(見守られている)のです。

すべての悲惨なことも、この受容の愛の中で起こっているのです。






























# by milacle-milacle | 2017-07-28 21:47

解放



解放とは、


全てを諦めて、


死にきった時に、


訪れる。



もう、何も求める必要はないのに、求め続けるのは、


すでに十分にあることが見えてないだけだら。


求める心が止まったとき、


全てがあきらかになる。



自我は全部逆さまに見せる。


あるのに、ないように。


愛が十分あるのに、ないように。


満たされているのに、満たされていないように。


どこにもいく必要がないのに、どこかに行かなければいけないように。


そして、


自我のトリックにはまり続けると、


出口のない探求が始まる。




解放とは、幻想が抜け落ちること。













# by milacle-milacle | 2017-06-29 09:26

肉体を越えた存在

もし肉体が死んだら。


五感は消える。


五感は、体に由来しているから、肉体と共に消える。(味覚・臭覚・触覚・視覚・聴覚は肉体からやってくる)


そして肉体が消えたら、感情も消える。


感情も体に由来しているから。(体がないと感情を感じることは不可能)


肉体が消えたら、考えも消える。


考えも体に由来しているから。(体がないと考えることは不可能)




五感や、感情や、考えを生み出す肉体をまとめて「自分」と私たちは疑わずに生きている。


でも、これは「肉体という制限」にとらわれた一部の「自分」です。


本当のあなたは、「肉体」が消えたあとも残る・全て。

















# by milacle-milacle | 2017-06-26 21:40

いちばんの救済、それは、なにも起こっていないということ。



今、まさに、起こっている様に見える、現象界(モノ、肉体、感情、景色・・・)は、


空(くう)の中で起こっている様に見えるだけで、


本当の究極的な視点からは、なにも起こっていない。




それは、夢を見ている時は、とてもリアルに起こっている様に見えるのと全く同じ。


夢から覚めたときに、なにも起こっていなかったことが明確になる。




分離していると信じているエゴにとっては、起こっていることがとても重要。


できるだけ、より良い体験をしたいし、


苦痛を避けて、良い思いだけを選びたい。


起こったことで他人を責めたり、自分を責めたりする。


病気になれば自分の人生は失敗と感じ、


お金がなければ不安で仕方ない。


できるだけ苦しみなく生き残ることを考えるのがエゴ。


だから、自分に何が起こっているかだけにしか興味がない。





でも実は夢と同じ、映画のスクリーンに写し出されている映像と同じで、


現象に起こっていることは、起こっていない。


本当は起こったと思ったこともすぐに消えていく。


そして、それは起こったと思う掴む個人にだけ残っていく香り。




誰かに何かしてしまったという罪意識や、


誰かに何かされたという被害者意識が、


本当は起こってないことを、あたかも起こったかの様に掴み続ける。




起こっていないと見抜き、手放すのが愛。


愛があるところに、罪悪感や被害者はいない。


すべてを無に帰する、愛の中で全てが起こっている様に見えている。




だから、大丈夫。


あなたは、一度も、なにもしたことはない。


そして誰かに傷つけられたこともない。


本当は、なにも起こっていない。

















# by milacle-milacle | 2017-06-26 05:44

自分が消えたら・・・


「自分」が消えたら、「神」がなさる。


「恐れ」が消えたら、「愛」がなさる。




# by milacle-milacle | 2017-06-17 21:23

現象界で起こることは、すべてこの静寂の場所で無条件の愛によって受け止められています。

by milacle-milacle
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